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Column

2022/01/12

2022年のインフラ技術

こんにちは。フィックスポイントの冨です。

年末/年始にかけていろいろな技術動向の記事を読みましたが、目を引いたタイトルとして、日経クロステックの「ITインフラテクノロジーAWARD 2022」の記事があります。
アワードの選出過程にて、今年、注目のインフラ技術が列挙されています。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01898/122100001/

その中の第1位は「ビヨンドオーケストレーション」
複数のパブリッククラウドサービスやオンプレミス環境などに配置したノードやアプリなどを一元的に管理・運用するツールやサービスの呼称とのこと。
複数のクラウドなどを組み合わせて利用・管理する、いわゆるクラウド・オーケストレーションやハイブリッド・クラウドな環境、さらにはコンテナ、エッジ環境を横断して、より統一感のある運用を目指したものと思います。

背景としては、アプリケーションの運用基盤としてコンテナが利用されるようになってきたことと、リスク管理の観点があります。1つのパブリッククラウドにコンピューターリソースを集中させると、障害などによるサービス中断の際に全滅になるリスクがあるため、危機管理の観点から、マルチクラウドやオンプレミスの併用もよく検討されるようになってきました。

トレード・オフとしては管理が煩雑になるという問題が発生します。各インフラ間ではサービス仕様や監視対象、ノードの操作方法など、用語や手順、考え方が異なるところを上手く連携、運用することが求められます。
比較的新しい技術の採用に加え、オンプレ環境のマルチベンダーによる弊害と同じ議論が、各種クラウド、オンプレの併用でも発生しているわけです。
それぞれの環境や技術スタックに固有の問題発生点を解決し、ノウハウを積み上げて運用にのせていくことは難易度が高い業務です。
これらの差分を吸収して、管理画面を一本化する技術が流行するか注目してみたいと思います。

HTTP/3にQUICが採用されたのも大きい変化です。通信の暗号化がデフォルトになり、トランスポート層でUDPの採用は通信速度の改善に寄与することでしょう。

その他にも各種の技術要素が並んでいます。昨年から話題の「メタバース」などは各社参入を計画されているようですが、期待通りに展開して花開くかも見どころと思います。

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