こんにちは。フィックスポイントの冨です。
まだまだコロナウィルス対策のニュースが多い昨今ですが、学校の登校の見合わせやイベントの自粛など、多くの影響が出ています。
周りでもプロジェクトの縮小などの話も出ていて、今後の経済に大きな影響を与えることになるのは異論はないところでしょう。
幸か不幸か、ウイルス対策で時短勤務やリモートワークなど、否応なしに働き方改革が進む結果となりました。
海外でも全体相場が落ち込む中、SlackやZoomなどリモートワーク関連の会社の株価は一時は逆行高になるほどの人気でした。
日本だけでなく世界各国でリモートワークに向けた取り組みが期待されています。
日本でもリモートワークは徐々に普及しているようですが、会社にある書類が必要になるので出社しなければいけなくなったなど、 元々電子化が進んでいない現場では、いろいろと苦戦しているようです。
特に知人から「ハンコを押すためだけにオフィスに行った」という話を聞いた時は、なんだかなあと思ったのですが、 最近のアドビ社の調査結果を見ると、5人に1人が紙書類を確認しに出社した経験があるとか。
https://japan.cnet.com/article/35150430/
業務の自動化プロジェクトの相談でも、「確認・承認」の段階を入れる要件は珍しくありませんが、 リアルの「押印」をそのまま実装しようとすると、印刷、スキャンといったプロセスが入るので、効率アップの障壁になります。 ITを「清書ツール」するのではなく、ワークフローツールや電子署名などの導入で、業務上の意思決定がオンラインで進むようになれば 作業場所の制約も減りますし、業務のスピードアップも期待出来ます。
災難続きのコロナ禍ですが、業務プロセスの見直しやデジタル化の絶好の契機と思いますので、 ぜひ前向きに進めて頂ければと思います。