こんにちは。フィックスポイントの冨です。

「システム運用自動化」を検討されている際に、
最初から様々な業務を自動化したくなるものですが、
簡単な業務の一部を自動化して、
徐々に適用範囲を広げていくプロセスをお勧めしています。

「自動化」に際しては、大々的に進める前には、
以下のような観点で、十分な準備が必要だからです。

・適切な実装化には各ツールの特性を十分に把握
・全体最適につなげるには、ツール間の連携や業務のつながりなどを検討
・自動化の適用範囲の見極め
など、経験値を徐々に積んでいくと共に、
時には「自動化」の全体構成の見直しから
作り捨て・作り直しが必要になってきます。

また、小さい成功を積み上げる事で、自動化プロジェクトへの支持を集めやすい事もあります。
最初から「夢の業務ツール」を目指してスタートされると
検討が足りていない所や業務フローが変ったあたりから、
いわゆる「運用でカバー」といった手作業でのフォローが必要になりがちです。

まずは小さく経験値を積みながら、全体最適に向けた検討を行ってください。

また自動化の実装方法としては、将来的なビジネスや業務フローの変更に備え、
小さな自動化を組み合わせで対応すると柔軟性が上がります。