クラウドDBで時短
こんにちは。フィックスポイントの冨です。
多くの会社では10月から下期が始まります。いろいろな節目にあたる時期ですね。
明るい話題としては、世の中も緊急事態宣言が解除方向で調整が進む一方、
中国の経済問題や、いろいろな物資の価格高騰など、多くの不確定要素も顕在化しています。
まだまだ舵取りが難しい今日このごろですが、前向きに進めていければと思います。
個人的にシステム導入に関する相談を受ける事も少なくないのですが、最近では
「データベースにはSnowflakeを使って、アプリ層はBIツールをあてたい」とか
「今のデータはAWS Auroraに集約して、PCやスマホアプリから連携できるようにしたい」
など、すっかりクラウドDBを使う事が普通になってきているなあと感じています。
「絶対的なパフォーマンスを追求するには、ハードやミドルウェアのチューニングも含め、オンプレミスで運用しないといけない」とか、「セキュリティーのことを考えるとクラウドにデータを置くとか考えられない」など、以前には否定的な声も多かったですが、スケーラビリティーを含めたパフォーマンスの維持や、データの共有、可用性の確保など、DB運用の業務負担を考えると、むしろDBをサービスとして使う方のメリットが大きいと評価されているようです。
私も経験があるのですが、DBの運用となりますと、ハードウェアそのものの維持に加え、バックアップの取得や、トランザクションログなどの確保、整合性のチェックやインデックスのメンテナンスなど、利用状況を気にしながらの保守作業が多く発生します。
この手の作業から開放されるとなれば、使いたくなる理由もわかります。
まだまだ「クラウド」にアレルギーを持つ現場も多いですが、上手く使いこなせれば、業務負荷の軽減につながると思います。
また、クラウドサービス自体も様々な機能・製品が提供されており、数年前とは
技術トレンドが変わってきているので、追いつくだけでも大変ですね。