Ops Summit 2021開催レポート
6月16日(水)から6月18日(金)の3日間、Ops Summit 2021がオンラインにて開催されました。
コロナ禍においてテレワーク・DXが進む中、社員がITシステムを安心安全に使うためのサイバーセキュリティ研修を行った組織は、世界でわずか42.8%しかいなかったとのことです。
サイバー攻撃と内部犯行の実態と、取るべき対策についてお話頂きました。
DXはそれ自体が目的ではなく、CX(顧客の体験)やEX(社員の体験)が大きく変わることこそがDXの真の価値であることを、分かりやすい事例を交えてお話頂きました。
不動産業は未だ紙でのやり取りが多く残りデータの収集が難しいとされる業界です。こうした業界のDXには、どのような着眼点でシステムの開発や運用を行うべきなのか、自社の取組や事例についてお話頂きました。
「新しい変革を進めている企業」と、「まだ何も取り組めていない企業」に二極化するシステム運用。フィックスポイント代表の三角が数々のシステム運用に携わって来た経験から、新しい変革についてお話いたしました。
DXレポート「2025年の崖」の発表から2年。デジタル技術を使ったサービス 提供・課題解決のビジネスは、IT産業だけのものではなく、あらゆる産業において実現できる ようになりつつあります。この講演では、DXを巡る産業動向やデジタル産業の創設に向けた政府の政策に ついてお話頂きました。
“メガクラウド” や “ハイパースケーラー” とも呼ばれることのある Microsoft Azure。 改めて今、Microsoft Azure とは何なのかを認識いただくために、Microsoft Azure の Ops の 現状についてお話頂きました。
一般ユーザーでもRPA開発が短期間でできる仕組みを考案し、ユーザーのやる気を高め、 300人の開発者を育成した自社の事例を交えてお話頂きました。
創業60年の歴史を持つプラント設備のメンテナンスで培った運用・保守・監視技術をIT分野に活用したソリューション、自動化への取組み、および東西拠点を中心としたバーチャルオペレーションセンターについてお話頂きました。
成功体験を通して培われてきた組織、制度、業務プロセス、システム、過去の やり方を疑いDX化に真っ向から取り汲む必要についてお話頂きました。
オペレータのエンジニア転換、クラウド技術活用など, 運用自動化サービス 『Cloud Arch』サービス提供に至るまでの取組をお話頂きました。
NoOpsを「定型作業の自動化+人による判断」と定義し、次のステップである「人による判断」の部分を自動化する「自律型運用(=AIOps)」について、進化の道筋をお話頂きました。