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監視システム自動化とITSMツールの連携
様々なお客様のサービスを監視する事業者様においては、自社の統合監視システムと、お客様の所有する監視システムの運用フローが統一されていないケースが少なくありません。このケースでは障害アラート発生から集約、一次対応と電話通知の実行、その結果をITSMツールに書き込み、レポートを作成するという一連の作業を自動化しました。
自動化した障害対応の結果をITSMツールに取り込み、内容を記録・管理することで運用の効率化を推進していくことが主な目的となっています。
ユーザーの課題
自社の統合監視システムと、お客様の監視システムの運用フローが統一されていない
監視システムが個社ごとに異なり、案件増加でオペレータの稼働が増加
お客様ごとに対応履歴を管理しているため、標準フォーマットがない
自動化の概要
障害アラートの集約・振り分けから、処理実行とITSMツールへの書き込みまでを全て自動化した活用方法です。まず障害アラートをKompira AlertHubでいったん集約し、Kompira Enterpriseに通知します。次にKompira EnterpriseがKompira Pigeonへ連携してエスカレーション電話や一次対応を実施し、その結果をITSMに連携して書き込むという一連の作業を自動化しました。
様々な種類のシステムから通知される
アラートを集約します
自社の統合監視システムのみでなく、顧客のシステムから上がる様々な種類の障害アラートをKompira AlertHubで集約し、Kompira Enterpriseへ通知します。Kompira Enterpriseは、事前に設定されたルールに合わせて通知されたアラートを分類します。
アラートの内容を判別し、
一次対応とITSMツールへの連携を実行します
判別されたアラートは、Kompira Enterpriseによって 1)「Kompira Pigeon」を通じてお客様へエスカレーション電話を実行 2)Kompira Enterpriseが監視対象に一次保守対応を実行します。 その後、1)と2)の結果をITSMツールに登録し、インシデントやナレッジの管理とともに、顧客へのレポート作成を自動で実施します。
