こんにちは。フィックスポイントの冨です。
世間は本来はお盆休みの時期ですが、今年はなかなか帰省や旅行などに出かけられないですね。 子供も夏休みの時期ですが、夏祭り/盆踊りなどの夏休みらしいイベントも軒並み中止になり とても気の毒に思います。
システム運用の人達も、ある意味「エッセンシャルワーカー」であり、「巣ごもり」生活を 支える重要な裏方でしょう。お盆休みの時期ですが、休暇時期を調整されて対応なさって おられると思います。お疲れ様です。
システム運用というと、かつてはサーバー/ホストやネットワーク機器などの計算機資源の 管理がメインでしたが、最近ではインフラのクラウド化に伴い、仕事の内容にも技術面での 変化が出てきています。
あわせてビジネス側のあり方も変化が起こり、B2B、B2C問わず、サービスのサブスクリプション化 が進みました。これは利用契約が長期化するほどにLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)が 高まることを意味します。
つまり運用が良ければユーザーは契約を継続し、より多くの収益をもたらすことになります。
逆に運用がダメで、レスポンスが悪かったり、データ漏えい等の事故などが発生すると その瞬間に顧客は一斉に離反するわけです。
つまり、ビジネスモデルの変化と、インフラ側の仮想化によって、多くの管理作業が プログラム可能となり、自動化が進んでコストカットが可能となりました。
ビジネスの成否に関して、運用=Opsの重要性が増す一方で、プログラマブルな環境を扱える インフラエンジニアの存在が、事業収益に直結する時代になったわけです。