Kompira

Menu Menu

System operation glossary

運用高度化

近年、ITインフラのクラウドへの移行やDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みから、新しい技術や開発・運用の方法論が採用されています。

 

例えば、アジャイルによる迅速な開発、DevOpsによるシステム開発・運用のマインドセットの導入などが挙げられます。またインフラに関してもアプリケーションのコンテナ化やクラウドへの移行などがあります。

 

これらの新しい技術が導入される一方、既存のオンプレミス、レガシーなIT資産の管理運用も求められ、運用の現場には新たな複雑性やリスクなどが加わっているとも言えます。

 

現実には極めて限られた要因で、これらの多様化、複雑化していくIT環境の管理・運用の全てを行っていくのは至難の業であり、さまざまなアラートの洪水の中からシステム障害の原因分析・影響範囲の特定などは非常に時間がかかる作業となります。

 

このため、運用高度化のための取り組みとしては

・サーバーやネットワーク機器などの操作の自動化

・さまざまなアーキテクチャーに対応した適切な監視

・AIを用いたアラートの判断

・対応状況の可視化

 

などが挙げられ、システム運用の作業負荷を軽減し、よりスピーディーで高度な運用サービスの提供が期待されます。