システム運用用語集 System operation glossary
IT業界における「アウトバウンド/インバウンド」は、特定のシステム/ネットワークを基準として、外部のシステムとの通信の方向を示すことが多い。特にファイヤーウォールのポリシーの設定において用いられる。
例えば、社内のPCから外部のWebサーバーにアクセスする場合は「アウトバウンド」、社外のPCから社内のサーバーにアクセスするのを「インバウンド」と設定する。一般的にはインバウンドの設定は攻撃を避けるために厳しくし、業務上の必要に応じて必要なリソースに向けてのみ許可するのが一般的である。逆にアウトバウンドは比較的ゆるく設定されるが、社外秘の情報を社外に転送しようとする不正防止のために、アウトバウンド方向の通信も限定される場合もある。
マーケティング/セールス業務においては、「インバウンド」は顧客側から企業に問い合わせや訪問していただく営業手法。「アウトバウンド」は企業側から顧客に向けてアプローチをする形態です。特にテレアポやテレマーケティングと呼ばれる電話営業はアウトバウンド・コールと呼ばれます。
ナ行
ヤ行
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